古/いにしえの面影       其の四十六

怪しい親父輪っぱの会 別館 一人歩き編です。

 更新日  2004年05月11日 火曜日
暗峠

賑やかな商店街。。
空堀商店街(はいからほり)


お勧めのお店〜
昆布の土居さん
私のお勧めは〜シットリふりかけ。。
美味しいですよ。。

場所は〜お調べください ^^


化学調味料と独り頑固に闘うオヤジさんがいる。
大阪下町は空堀の商店街にある昆布屋さんのご主人である。
「こんぶ土居」店主・土居成吉さん。
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江戸時代から明治にかけて、天下の台所と呼ばれた上方(大阪)と
蝦夷地(北海道)を日本海航路で結んで交易したのが北前船。
北前船は蝦夷地(北海道)から昆布やニシンなどの
海産物を集積地である大阪に運び込んだ。

北陸で育ったとろろ昆布など各地の技術を吸収し
大阪は一大昆布加工食品のメッカとなった。
昆布佃煮など保存食にもなり、
嗜好品として食卓の逸品になった。

おせち料理では欠かせないもののひとつが昆布。
「養老昆布」と書いて「よろこぶ」と読ませ、祝いの縁起物になる。
蝦夷地から来るので夷子布(エビスメ)といった。
えべっさん(七福神の恵比寿)にかけて、福が授かる食べ物とも言われた。

また、鰹ぶしと昆布を組み合わせた、
だし汁も大阪の食文化の一つである。

例えば、関東と関西のうどん・そばの出しの味が違うのは
醤油の違いのみならずこの昆布だしを使うかどうかである。
関西では必ず昆布だしを併用する。
これは、鰹ぶしの臭みを消す作用とともに、さらに旨みを引き出すのだ。

この上方食文化の真髄が今や絶滅の危機にあると言ったらおおげさであろうか。

最近、京都の有名な老舗の昆布屋さんで、とろろ昆布を買った。
持ち帰えり、袋をよく見ると原材料に化学(旨み)調味料とある。
「おい、おいちょっと待ってよ、本来昆布そのものが旨みじゃあないのかい!」〈祭 作太郎氏 エッセイから一部抜粋〉



馬の背の頂上を商店街が通っていました
ここは北側〜直ぐに坂を下ります。
其処から逸れると。。路地ワールド。


路地の先には〜お地蔵さん


の〜んびりと…時間は流れて〜〜


ここでも行き着くところは
お地蔵様。。


稲荷もあるでよ。。


先は谷町筋。。
良く通っているのですが〜


谷町辺り〜
こっちの1階と隣の4階…
向うの6階と同じ高さ。。

流石〜大阪の背骨…上町大地。。
人の生活も古代から。。。
低いところは海でしてんと〜


観音坂〜この段差〜
立派な石段です。。


観音坂下には石畳の路地が続きます。
エエですよね石畳。。
掘り返しても埋め直しが利きます。
エエ石の色してますわ「白黒ですが)^^;


石段下のお家も中々のコナレ具合。。


下から見上げると〜
古が見える??


石段の横に木箱。。
何が入っているのでしょうか??


近くの長屋の入り口。。
自転車等乗り入れ禁止!
の字も時代に溶けて〜。


先から呼ばれているような〜


さっきの石段から北へ〜
ここも谷町に合流する石段。。


あっ!トマソンですよね。。
どこに行けるのか??


谷町筋挟んで〜通りの向こう側。
43内久宝寺の石段が向こう側に〜
夕日に照らされたら〜
エエ感じですよね。。

この写真も〜自画自賛。。。!

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